【社員ブログ #01】キャリアを捨てて兄の会社に“強制入社”。それでも今、心から誇れる仕事がある
その他【社員ブログ連載、始めます】
はじめに
この度、株式会社ウィンツーコネクトでは、
「社員が語るリアルな入社エピソード」をテーマに、
各メンバーの想いや背景を綴ったブログ連載をスタートすることになりました。
第1弾を飾るのは、社員第1号である私、大谷洋平です。
“代表の弟”という立場ながら、どんな想いでこの会社に入り、
今どんな日々を過ごしているのか、率直にお話しさせていただきました。
ちょっとした裏話も交えつつ会社の裏側や、あの頃のリアルな話も織り交ぜながら綴りました。
少しでも、ウィンツーコネクトという会社や、
ここで働く人間の「空気感」が伝われば嬉しいです。
ちょっとした読み物として、コーヒー片手にでも。
ぜひ、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
「強制入社」から始まった私の挑戦(笑)
「住宅ローンは通ったのか?」
兄から突然そんなメッセージが届いたのは、私が某大手キャリアの携帯ショップで働いていた頃のことでした。
「通ったよ」と返した私に対して、次に飛んできた言葉が「じゃあ、すぐ辞めて」。
……正直、意味がわかりませんでした(笑)。
そこから始まったのが、兄であり、現代表である大谷晃平の「強引すぎる勧誘」劇。
どんな想いで会社を創ったのか、これからどんな事業をしていくのか──熱量高く語られました。
最初は半信半疑、どころか「正直ちょっと引いた」というのが本音です(笑)。
地元の企業の魅力を「知らなかった」自分に気づく
そんな中でも、自分の心に刺さったのが、日本一の地方創生サイト「Made In Local」のコンテンツである、〜地域を代表する企業100選〜という取り組みでした。
地元はなんとなく好き。でも、どんな会社があって、どんな魅力があるのか、実はほとんど知りませんでした。
思い返せば、自分自身が就職活動をしていた頃、ナビサイトで見ていたのは「聞いたことがある会社」ばかり。
知らない企業は、選択肢にすら入らない。
その事実に、兄の話を聞きながら気づかされました。
本当は魅力があるのに、知られていないだけで選ばれない企業がたくさんある。
それは、自分が働いていた携帯ショップでも同じことを感じたことがあり、強く共感しました。
「誰もが選ばれる側になれる」事業に惹かれて
そんな背景もあって、兄が立ち上げたこの会社の事業に強く惹かれました。
知名度や規模に関係なく、「想い」や「価値」を発信することで企業に新しい風を吹き込む。
それこそが、まさに「Win-Winでつながる社会」──
会社の理念と事業内容が、一貫していることにも納得感がありました。
私自身、そこまで熱量高く起業や理念に共感するタイプではありませんでしたが、
この会社の「在り方」に触れる中で、「ここで働いてみたい」と思うようになっていきました。
働く環境に“与えられる”のではなく、“叶えていける”
現在、私は「地域を代表する企業100選」のエリア運営を担当しています。
「神奈川」「福岡」「和歌山」「北摂」「河内」の5エリアを、入社1年目の若手社員と2人で担当しています。
人数が少ない分、裁量は非常に大きいです。
企画・営業・取材・入稿──すべてを自分たちで進める分、責任も重いですが、やりがいも大きい。
上から業務を与えられるのではなく、自らの手で挑戦できる環境に高い満足感を持っています。
勤務時間や場所も柔軟で、裁量がある分、自分自身で「どう働くか」を選べる環境。
これは、私にとって新鮮であり、「仕事=自由と責任の両立」という意味を日々実感しています。
企業の“知られていない魅力”に光を当てる
実際、100選に選出された企業様からは、
- 「採用エントリー数が増えた」
- 「営業先で“見たよ”と言ってもらえるようになった」
- 「社内での士気が上がった」
などの声を多くいただいています。
「知ってもらうことで、信頼につながる」──この実感が、何よりのモチベーションです。
今後は、選出企業様とのつながりをさらに深めていきながら、採用や広報、販促支援など、より多面的な支援をしていきたいと思っています。
また、100選同士のつながりを生むような動きも加速させていきたい。
それこそが、私たちの掲げる「Win-Winでつながる社会」の具現化だと思っています。
小さな会社から、地方創生の起点を
私たちはまだまだ小さな会社です。
でも、そんな私たちがこうした取り組みを通して社会的価値を提供できているのは、理念と行動が一体となっているからこそだと信じています。
“1社では微力でも、100社が集まれば地域を変えられる。”
そんな信念のもと、今後もこの事業を進化させていきます。
こんな方と一緒に働きたい
最後に──
私が一緒に働きたいと思うのは、誠実さと思いやり、そして行動力のある方です。
経験やスキルは後からいくらでも身につけられます。
でも、「信頼される人であるかどうか」は日々の姿勢や在り方に表れます。
当社は「やり方より在り方」という価値観を大切にしています。
ぜひ、私たちの取り組みに共感してくれる方と、これからの未来を一緒に創っていきたいと思っています。
さいごに
こうして振り返ってみると、「創業期に飛び込む」という選択は、
当時の私にとって決して簡単な決断ではありませんでした。
ですが今、こうしてこの会社で働けていること、そして何より、
お客様の声に耳を傾け、課題に伴走できる日々に、大きなやりがいを感じています。
ウィンツーコネクトという会社は、まだまだ小さな組織です。
でもその分裁量があり、想いをカタチにできる環境があります。
自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できる、そんな日々です。
このブログを通して、少しでも「どんな人が働いているのか」「どんな想いで働いているのか」が伝わっていれば幸いです。
次回はまた別の社員が登場します。
ぜひ引き続き読んでいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

大谷 洋平
YOHEI OTANI1988年和歌山県橋本市出身。代表大谷の実弟。20歳からバンド活動に明け暮れすぎる。(担当はギター)明け暮れすぎて地元レーベルから全国展開でCDを発売し、地方ツアーなどライブ活動も行う。 2022年秋頃に兄からの「住宅ローンいつ実行なん?」という電話があり、「来月やで」と答えたところ、「おけ、ほな辞めてこっちきて」と半ば拉致のような形でウィンツーコネクトに入社。 まだ初期段階だった日本一の地方創生メディア「Made In Local」のメインコンテンツである「地域を代表する企業100選」に取り組む。 拉致されてきたとは思えない活動量と丁寧な仕事ぶりで2年で約200社の企業様を担当するまでに躍進。ウィンツーコネクトには欠かせないメンバーの一人でありながら柔らかい物腰で若手メンバーの心の支えにもなっている。